独立開業においての共同経営は危険


独立開業においての共同経営は危険

独立開業するに際し、友人や知人、かつての職場の仲間と、お互いに資金を出し合って一つの事業をするケースをよく見かけます。

いざ独立開業となると、急に不安になり、頼りになる仲間が欲しくなるものです。

その根底にあるものは、他者への依存心です。

一人で独立開業することへの不安を解消したいのです。

しかし、共同経営の多くは、短期間で崩壊してしまうというのは、紛れもない事実なのです。

その最大の原因は、「お互いの立場は平等」「権利と義務、メリットとリスクを分かち合う」という平等主義に、そもそも無理が生じるからです。

どうしても独立開業を共同経営形態で行う場合は、具体的に次の点を克服・明確化できるかどうかがポイントとなります。

  1. 経営方針や業務のやり方などの面で、常に全員の意思統一がはかれるかどうか。
  2. 業務の分担は本当に可能なのか。
  3. 何をもって平等というのか。

また、独立開業するに際して、会社組織にするのであれば、持ち株比率を平等にせず、格差を設けることも一つの方法です。

起業家精神があれば、独立開業するにあたり、共同経営ははじめから考えもしないと思います。

依存心から脱却できない人が何人集まっても、独立開業後の戦力にはならないと私は考えます。

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