独立開業する際の採用心得

独立開業する際の採用心得

独立開業する場合は、基本的には、自分1人か、あるいは夫婦2人で始めたほうが良いといわれています。

なぜかというと、人を雇うとなると、毎月、給料のほかに様々な費用(固定費)が発生するからです。

では、1人の従業員を雇う場合、いったいどれくらいの費用がかかるのでしょうか?

現在、大学卒のサラリーマンの初任給は、月額20万円程度です。

それに、ボーナスを加算すると、年収ベースで300万円くらいになります。

しかし、これだけでは済みません。

人を雇うと、一部の業種を除き、社会保険(健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険)への加入が義務付けられます。

これらの社会保険料のほぼ半額を事業主が負担することになります。

また、通勤交通費や残業手当などの負担もあります。

業種によっても違いがありますが、このような諸経費を含めると、その額は、給料の50%~100%と一般的にいわれています。

つまり、給料で年間300万円を支払う人を1人採用するとなると、実際には、年間で450万円~600万円の金銭的負担が発生することになるのです。

独立開業する業種にもよりますが、どうしても人手が必要という場合は、常勤の従業員ではなく、アルバイトや派遣社員、パートタイマーといった労働者の活用を検討した方が良いと考えます。

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