フランチャイズで注目されている業種としては、全体の約半数を占めているフード業とサービス業です。
フード業では、すし・弁当、ラーメン・餃子、ハンバーガー・サンドイッチ、居酒屋などのフランチャイズ店が増加しています。
サービス業では、ハウスクリーニング、学習塾・各種教室、写真のDPEなどのフランチャイズ店の増加が目立っています。
フード業、サービス業に次いで多い業種が、小売業のフランチャイズ店で、コンビニエンスストア、洋菓子・パン、衣料品・家庭用品、書籍・カメラ・メガネ店、貴金属・アクセサリー・ファンシー雑貨店など多岐にわたります。
最近では、健康食品などの無店舗による販売、糖尿病患者向けの低カロリー食材の宅配、小型の自動車を使っての移動販売などを取り入れたフランチャイズも人気を集めています。
こうした業種は、少人数で、手軽に、しかも比較的小資本で独立開業が可能なことから、他の業種と比較して人気が高いといえます。
また、こうした業種を選択して独立開業を考えている人にとっては、フランチャイズへの加盟は極めて現実的な手段ということができます。