フランチャイズビジネスの基本は、「契約」と「自己責任」といえます。
本部が何もかも面倒をみてくれるから安心などといった依存心は、ビジネスの失敗につながります。
本部の運営方針に従いながらも、本部に甘えた考えは持たず、自分の努力で業績を上げていくといった自己責任の重要性を認識した上で、自分で課題を設定して1つ1つコツコツと解決していく姿勢が大切です。
一方、本部が弱体化したり倒産した場合には、加盟者への影響が非常に大きいので、そのような本部に加盟しないという、選ぶ眼を持つことが必要です。
どのようなビジネスでも、リスクが全くないものはありません。
100%成功するという保証は、どこにもありません。
加盟者は独立した経営体であり、自分の店舗運営について一切の責任と精一杯の努力をしてこそ、初めて利益が加盟者のものになるのです。
本部は、加盟者の成功を保証するわけではなく、あくまでサポートという位置付けと考えましょう。
自己責任で独立開業するのだということを、肝に銘じておくことが非常に重要です。
そして、一経営者として、本部と対等に話しができるだけの気持ちの準備が必要だと思います。