フランチャイズは、未経験の人でも、安心して加盟できるビジネスの仕組みで、かつ成功率も高い仕組みですが、必ずしも100%成功するわけではありません。
一般的に失敗する人の例をみると、フランチャイズに加盟しさえすれば、後は手を取り足を取りして、すべて本部が面倒をみてくれると思っている人が多いようです。
フランチャイズは、本部で成功した実績があるからこそ、加盟を希望する人にフランチャイジーになってもらうもので、単独でビジネスを始めるより安全なビジネス形態とはいえます。
しかし、フランチャイズというのは、本部と加盟店は、まったく別の経営体です。
フランチャイズというのは、本部で統一されたルールによってビジネス展開され、開業後も本部はいろいろと指導もします。
しかし、加盟店のオーナーは、あくまで一人の経営者です。
一人の経営者であるという自覚を失くして、失敗する人が多いようです。
フランチャイズは、本部がフランチャイズ・パッケージを加盟店に貸してビジネスをしてもらうもので、ビジネスの成否は本部が50%、加盟店が50%の力を出してはじめて100%になると考えましょう。