フランチャイズに関するトラブル

フランチャイズに関するトラブルは、そのほとんどが加盟時の契約締結あたって、フランチャイズ契約の内容をよく確認しなかったことに起因しています。

具体的には、次のようなものがあげられます。

1. 収益シミュレーションに関するトラブル
• 売上予測は保証されたものなのか
• 売上予測と加盟後のフォローが、加盟者の能力や資質から考えて適切であったのか
• 売上予測は根拠があって合理的に算出されたものか
• 当初説明の必要経費は妥当なものなのか
2. ＦＣ加盟金の返還の有無
• 開店できなかった場合の返還
3. ロイヤリティの算出方法
• 算出方法と根拠について十分説明を受けたのか
4. 本部との債権債務
• 融資利率は妥当なものか
• 相殺勘定（オープンアカウント）や会計処理について十分説明を受けたのか
5. テリトリー権
• 出店計画について十分説明を受けたのか
6. 解約時の高額な違約金
• 違約金の根拠、算出方法、金額が妥当かどうか
• 違約金について十分説明を受けたのか